written by ジュピちゃん
~魂がひとつだから、すっごく会いたかった~
3週間振りに出張から戻ってきたカンタくんは、ジュピの事を、鬱陶しそうにも迷惑そうにもしておらず、でもどこか元気のない様子。
ジュピは努めて明るく振る舞い、しかしビジネスモードは決して崩さず、「強気」でお仕事をこなしていました。
数日後の夜7時、まだ事務所で仕事をしてるジュピにカンタくんから電話が鳴ります。
「ジュピ?まだ仕事してる?今取引先と食事してるんだけど、依頼してた見積書もらったんだけど。」
「あぁ、あのイベントのですね、見積りお幾らですか?」
「150万。。。」
「はぁ?!あんな小規模で?!( ゚Д゚)」
「俺はいいんだけど。。。、ジュピは怒るだろ?」
「そら怒るよ。なんでやねん!(# ゚Д゚)ちょっと見積り写メって送ってもらってもいいですか?」
「見に来いよ。取引先もいるから。俺はいいけどジュピが納得しなきゃダメって伝えてるんだ。」
カンタくんは、人をすぐに100%信頼しきっちゃうところがあり、器が大きすぎて全部ひっくるめてその人達を抱え込み、「なんだか依存されちゃう」という難点があります。
この取引先も例外でなく、前々からべらぼうな金額の見積書をよく提示してきていたのです。相見積こそ取ったことはありませんでしたが、素人目に見ても高額過ぎるなと感じた際は、
ジュピが全て却下
していました。
おそらく会社のトップであるカンタくんを直接食事に誘い、ジュピに話しを通さず契約を即決させようと企てたのですね。
「トップを堕とせばこっちのもん作戦」とでも申しましょうか。
以前、ズルい社員が去って行ったと書きましたが、カンタくんとそのズルい依存型社員との間に私が介入?干渉?することによって、依存できない状況になり、会社を去って行ったのだと思います。
※この取引先さん、初めてお会いした頃に直ぐジュピに、「ウチの会社、事務員さん探してるんですよ、ジュピさんみたいな人を。仕事内容は…」と、直電話して来た事があります。(何コイツ、お世話になってる取引先の人間平気で引き抜こうとしてるクズ不誠実な人だな。)って、直感的に感じてましたが、そういえば私、元職場社長にもカンタくんにも、同じように知り合って間もない頃に会社に誘われてました(笑)※
ジュピは大急ぎで2人の元へ行きました。
20万くらいかな~が150万ですから、そりゃ急ぎます(笑)
取引先さん、カンタくんが好物そうな「俺に任せろ!」って言っちゃうようなネタをたくさん持っています。
ナルホドこういう人だったのね~と納得。
同情で気を引くタイプです。
それはそれで良いのです。
しかし、「必要最低限」とお願いしているにもかかわらず、「フル装備」な見積書1枚しか作成して来ないのはどうかと。
誠意を持ってお仕事をしてもらいたい。
ジュピも笑顔で色々な話題に乗りましたが、”どうやってもこの見積りくらいが妥当ですよ、金額を抑えるのは○○だから難しい、○○だから無理。”的な事を盛りだくさんに述べる取引先さんに、散々お喋りいただき気が済みましたか?くらいのタイミングで、”そちらのお話しはよく理解しました。
しかし、弊社としましてはこのイベントにこれだけの金額をかける訳にはいかないので、相見積を取り検討の上、どうしても必要とあらば「必要最低限」で再依頼するかも知れません。
”その際はよろしくお願いします。” と、そこはビシッと返答しておきました。(ジュピの口癖④「できない言い訳なんてアホほど思いつく。」)
取引先さんと別れ、カンタくんと2人歩きながら、
「カンタさんは包容力が半端ない。頼りがいもあるし。器が大きくてすっごく優しい。でもね、その優しさに応えようとする人もたくさんいるけど、付け込んで来る人だって世の中いっぱいいるんだから。でもでも、カンタさんはその優しいのがすごーくいいところだと思うからね、そのままでいいんだけど、今日みたいにちゃんと私を呼んでね!今日は偉かった!」
と、子供を褒めるみたいに私が言うと、カンタくんは、
「ジュピ!」
と両手を広げて“俺の胸に飛び込んで来いポーズ“で待っています。
あれだけ頑なに、仕事に生きる!と決めていたジュピですが、頭で何かを考える余裕も躊躇もなく、カンタくんの胸に飛び込みました。
「ジュピ、俺にすっごいすっごい会いたかっただろ?やっと会えたね。」
「え?昨日も一昨日も会ったよ。」
「会いたかったって言ってよ。会いたかったクセに。」
強く強く抱きしめたあと、こっちを向いて、と私の顔をじっと見つめて来ます。
見つめられすぎて恥ずかしいよ、と私が顔を逸らそうとしても、顔を両手で包み、逃そうとしません。
私達はじっと見つめ合い、そしてゆっくり顔を近付け、優しくキスを交わしました。
第8話の激しいキスから2ヶ月半、第9話のガチギレから1ヶ月経っていました。
私は、再び彼と触れ合えたことがたまらなく嬉しい反面、その嬉しさと同じくらいの切なさがこみ上げて来ました。だってきっと、明日にはまた別人のように私を避けるカンタくんになっていることが容易に想像できるからです。
「私たち、こんなこと何十年も続けるの?」
と私が言うと、
「何十年もずっとドキドキできるだろ?」
とカンタくんは言いました。
カンタくんは、いい意味でも悪い意味でも、すごく「強い男」です。
すごく我が強くて、感情の生き物で(夜は鉄壁の理性ですがorz)、自分の意見を通さないと気が済まないし、批判してくる人には容赦なく反撃します。
「敵に回したくない」もしくは、「関わりたくない」と思われがちな、とっても面倒くさい人間です(言い過ぎ?)カリスマ性があり敵も味方も多く、逆境に強く、どんな困難にも立ち向かっていきます。
そして、頼ってくる人や困っている人は、無条件で助けようとします。
この頃から1年経った今だからこそ、彼が私に対して、鬱陶しそうに迷惑そうにしてたのには、“私自身にも原因があった” と気付くことができました。
大事件が勃発し、カンタくんにずっとついて行こうと決めてからのジュピは、彼の言う事を全て叶えてあげようと必死だったので、カンタくん対してとっても従順で、一度も口答えせずにとにかく尽くしました。
きっとソレが彼を苛立たせたのかと思われます。
「俺に意見できる奴」と確信し会社へ誘ったはずなのに、何の意見も言わず、ただただ言う事を聞いてしまったから・・・
まだ4~5回くらいしか会ってない、猫被ってニコニコしてた頃にジュピを見つけてくれて、「俺を叱って」と
ドMなヘッドハンティング
をしてくれたカンタくん。
「今日は偉かった!」って言えちゃう、唯一無二のツインなのに、そんな彼の求める私の姿を封印してしまってて、今となってはゴメンナサイ、と素直に思えます。
私を会社へ引き抜いた時から、彼にはこうなる事が予測出来ていたのかなぁ?
だから、気まずくなるほど怒鳴った日に、「ありがとう!!!」なんて言ったのかなぁ?
とか、最近思ったりします。
この数日後に他の取引先さんと食事に行った時、カンタくんが、
「コイツ最近、俺の事1ヶ月も無視してたんですよ!俺社長なのに。」
って皆に訴えてて、
「イヤイヤイヤイヤ、ほぼ毎日連絡取ってたじゃん!あ、確かに心は完っっっ全に閉ざしてましたけどw。」
と、自分で言って気が付きました。
前述した通り、確かに、私が頑なになっていた心を解き放ったのは2ヶ月半振りにキスをした日です。
“気まずくなるほど怒鳴って” から心を封印し、“会いたかったのキス” で心を解き放つまでが、ちょうど1ヶ月。
魂が久しぶりに繋がって、あの抱き合った瞬間、「やっと会えたね」って言ったのかな、カンタくんて、魂で会話してるのかな?って思いました。
もともとひとつだった魂が戻りたがってて、頭で考えて理屈で考えて、3次元の常識とか、たくさんの壁を前に絶望し、何度も何度も、逃げようとするんだけど、諦めようとするんだけど、でもどうしても離れられなくて、魂はひとつになりたがってる、きっとそういうことなんだ。
2人が頭で考えるのをやめて、常識を大きく打ち破って、自分達の愛を大切にした時に、きっと私たちは結ばれるんだな、と思いましたが、果たしてそんな日は来るのでしょうか。
そんな事を考えると私は切なくて、そう、この頃ジュピは、まいたけさんのLINE@に連絡をしたのです。
”もう切なくて耐えられない。彼の理性のブレーカー、どこにあるんでしょうか?”
と。
まいたけさんは、次のコラムをしっかり読んでください、と、コラム21をアップしてくれました。
そして、、、
キスだけの関係なんて取っ払ってあげる by まいたけ
と私に宣言してくれました。
まいたけさんの言葉に励まされ、私は、悲観せずに前向きに、絶対この関係を成就させよう!と強く決心し、宇宙オーダーを再開させました。
TRUE HEARTS さんもまいたけさんも、自身の利益など度外視して、2人と同じように幸せになるカップルが1組でも多く誕生する事を願い、それを使命として、「ツインレイ」という関係がこんなにも幸せを感じる事ができるという実体験を、包み隠さず私達にシェアしてくださっています。
まいたけさんとのLINE@でのやり取りはほんの数回でしたが、まいたけさんの気持ちが本当に嬉しくて、私は、スカイプコンサルを受けさせてもらおうと、スカイプのアプリをダウンロードし、使用方法を確認していました。
いましたが・・・
つづく
TRUE HEARTS から今回の作品へコメント
編集者特権を思う存分に味わっている TRUE HEARTS さんです♪
全国のジュピちゃんファンの皆様~!こんにちは!!!!(鼻息)
ほんっと、ジュピちゃん、、すごすぎます。。。
何がすごいのか?と申しますと、それは、カンタくんとジュピちゃんの一挙手一投足からとにかく目が離せない展開・・・ここで「つづき」ですか!?!?(≧◇≦)と悶絶しながら、こちらにアップロードするために文字の装飾をかけさせていただいてました。はい。
そして、カンタくんという激しくて情熱的でジュピちゃんのことが大大大好きな、ツインレイ男性に直接会ってみたいなぁと思いました(≧◇≦)
つい先日、TRUE HEARTS コミュニティのメンバー様総勢で、旅をしてきたのですが、その道中ジュピちゃんやラピスラズリさんたちとたくさん話をしてきました♪
その中で、ツインあるあるの話題で盛り上がって、本当に楽しかったです。
「魂がご近所」の仲間との人生の旅路を進んで行けること、これって本当にしあわせだなと毎日感謝しているんです。
自分のこれまでの人生においての何かしらの我慢を、「もうやめよう」と決めてから8年は経過している私ですが、今こうやってジュピちゃんの作品を掲載させていただくサイトを作らせていただき、それを読んでくださるあなたと、こうやって関わらせていただくことが世界一しあわせだなと想います(≧◇≦)
さあ、いよいよ次回は!!!!!!!
ジュピちゃんの作品の最終回です(≧◇≦)(≧◇≦)(≧◇≦)(≧◇≦)
ご期待ください!!!!!!!
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