written by 蜜さま
皆さまだいぶご無沙汰しております。
蜜でございます。
月日の流れはあっという間で、慌ただしくも充実した毎日を送っております。(=ポジティブな言い訳 笑)
そして、この第3話もお洒落なカフェのテラス席から海風を感じながら書いているのです♪
※ちょっと強めの風でも気にせずコーヒー片手にパソコンを広げています。サイコー!!!ポジティブ再び。笑
今回のストーリーを書き上げるために、自分の第1話・第2話を読み返してみたのですが、
・・・自分の人生がこんなにも変わるなんて(遠い目)
※(遠い目)の表現は TRUE HEARTS さんがよく書いているので真似しいました
と、自分自身が一番驚いています。
さてさて、第3話に入る前に前回の復習タイムです♪
私は、ツインの彼、ナイト様と二人で舞台を観に行き、
な…なんじゃこりゃ~~~!!!
な、人生初めての高性能赤外線ヒーター体験をして、ハッピー気分で帰宅する…というところまでお伝えしました。
そして今回は「ただの先輩」「後輩」の間柄であった私たちの関係性が少しづつ変わっていきますよ!
それでは蜜ストーリーがスタートいたします♪
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舞台翌日、なんだかワクワクして楽しかった記憶と、謎の赤外線ヒーター経験の余韻に浸りながらなんてことない一日を過ごしていました。
次の日も、その次の日も…
そして舞台から約2週間後、私たちが観た舞台で事故がありテレビにも出るようなニュースとなってしまったのです。
驚いた私はナイト様にメールしました。
「大変な事態になってますね!(>_<)」
「ニュース見てビックリした!でもケガ人はいないみたいでよかったよね。」
「またおもしろい舞台観に行きましょう!」
「次は・・・ショーパブでも行こうか♪」
というような楽しいメールのやり取りをしながらも、話の流れは下ネタに少しずつ進んでいきました。
蜜姫のミニコラム
説明しよう!!
私は「下ネタ大嫌い!」みたいな顔しながらも下ネタは大好物なのであります。(きっぱり)
受け取った下ネタボールはがっちり受け取り、倍返ししていく律儀な人間なのであります!!!(鼻息)笑
それで、ナイト様との下ネタの具体的な話題ですが、
- どんな人がタイプなのか?
- 私の夫婦生活(性活w)について?
- ホントは男性にどうされたいの?(性活の方でもw)
という、結構際どい質問も多かったです。
そして、いつのまにか時間があれば彼とこんなメッセージを交わす仲になり、毎日ウキウキワクワク、足が地に付いていないような、とってもフワフワした私がいました。
そしてメッセージの内容はどんどん二人の関係を深くしていき、
「僕なら蜜ちゃんにこんなことしたい…」
「周囲にはSっぽい蜜ちゃんのMっ気を開拓したい…」
「僕の中では蜜ちゃんは恋愛対象な女の子だ…」
「こんなに気が合うのなら、もっと早く気が付けばよかった…」
「次会ったらハグしよっか…」
「蜜ちゃんのこと好きになりかけてる自分がいる…」
「僕たち相思相愛だね…」
ウヒャーーーー(*ノωノ)
もうどうにかなってしまいそう~~~~~~( *´艸`)
脳みそビョ~~~~~~~~~ン(´▽`*)アハハ!!
と、次第にこんな「あまぁ~~~~~~い(某芸人さんがシャウトしている感じで)」な内容になり、「あぁ~とっても夢心地…男性(しかもステキな先輩)から、こんな人妻の私にもステキな言葉を投げかけてもらえるなんて幸せの極みだわ!」と思っていました。
しかし、こんな日々が一か月ほど続いたころ、
- 一緒に行ってみたいところや、やってみたいことがたくさんある
- でも、それはいったいいつになるんだろう?
- イメージはたくさん浮かぶのだけど・・・
- いつまで経ってもイメージだけで終わってしまうのではないか?
という思考に陥っている自分がいました。
TRUE HEART 公式サイトで言うところの「超能力者状態」というやつですねw
※TRUE HEARTS 注釈:まーくんの「超能力者状態」についてはコチラをご参照ください
気持が通じ合って、お互いに好意があると感じれば感じるほどに怖くなっている自分がいました。
どんなに好きになっても所詮はW不倫。
誰も得をしない悲しい世界。
と、当時はツインレイやツインソウルという単語も知らない上に一人でそう思い込んでいたために、行き場のない悲しい感情に葛藤し、前までのワクワク感よりも強く、こんな気持ちになってしまう自分に後悔し始めました。
(こんな気持ちになるのは、久しぶりに男性にチヤホヤされたから舞い上がっているだけ。夫との子供が出来てしまえば、キラキラした過去の思い出となるハズ。妻子持ちの男性の言葉なんか簡単に信じてしまってはいけない!!)
と、自分の感情にフタをし、久しぶりに夫とセックスをしました。
もちろん夫のことは嫌いではありません。
仲のいい夫婦です。
でも体の相性やセックスに対する好奇心はイコールではありませんでした。
ナイト様とこういうメッセージのやり取りをする前からも、夫とのセックスに楽しみを見出せていなかったのは事実です。
それならばナイト様とのワクワクした気持ちを持って、「夫に挑めばいい!それでいい!」という気合を糧にしてセックスをしました。
暗い部屋の中、目の前にいるのは夫ではなく、彼なのだと。
彼が耳元で囁いてくれているのを想像しながら…
これでいい。
これが正解なんだと自分に思わせました。
でもどうしてでしょう…
正解なハズなのに涙が止まらないのです。(書いている今も当時の気持ちを思い出し、涙が止まりません 泣)
どうしてか、なぜだか悲しくて、レイプされているようなとっても苦しい気持ちになりました。
もう自分でもどうしていいのかわからなくなりました。
(私はこの先どうしたらいいの?どこに行けばいいの?)
私の心の中は既にナイト様でいっぱいになっていることにようやく気が付いたのです。
優しい夫から心が離れている自分と、現実的にどうしようもないナイト様に心惹かれている自分。
葛藤する毎日。
そんな中でもナイト様から届く甘いメッセージ…
もうこんな気持ちのまま生活してはいけないと思った私はある決断をするためにも、ナイト様にメッセージを送りました。
「突然なんだけど、ごはん行けそうな日ある?」
つづく
TRUE HEARTS から今回の作品へコメント
蜜さま、なんと心理状態の描写がギリギリすれすれの部分を狙って、「ぬをっ」とか「むぐぐぐぐ」とか「ううううむ」と心の中で叫んでしまうタッチで攻めてきましたね(*´Д`)
実際、蜜さまの書いてくださった、当時の旦那さんに対して気持ちが冷めていく過程は、私自身も経験していることなので、ものすごく共感いたしましたし、W不倫という世間一般の評価に対しての葛藤も伝わって来るものがあります。
私が若い頃は、白か黒か、グレーゾーンが「ゆるせない」みたいな感情を持っていたことが多かったのですが、それは自分の外の世界で起きているある事象に対して「ゆるせない」と思っているようで、実は本当のところは自分自身のことを「ゆるせていない」からそうなってしまうということが、アラフォーになってやっとわかってきたものです。
この世界は、ダブルバインドどころかトリプルバインド、いえ、もっと多種多様な価値観のるつぼです。
※ダブルバインドとは、心理学用語で矛盾している意味が2つ以上複合的にあるという意味で使用しています
その中で、これまでの考えを一気に突破して別世界に行くようなツインレイ体験は、なかなかこうやって情報シェアする場が少ないと感じていましたので、蜜さまの連載を当サイトに掲載させてていただけることは大変ありがたく思い、改めて感謝です。
また、この記事は2か月前くらいに頂戴していたのですが、先月の私の体調不良でアップロードが大幅に遅れてしまったこと、お詫び申し上げますm(_ _)m ←蜜さま、ごめんなさい~
引き続き、蜜さまの連載をお楽しみにしていてくださいね♪
ありがとうございます!!
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楽しみにしていた第3話!
蜜様の心の葛藤、けど自分ではどうする事も出来ない感情、優しい旦那様への思い……読ませて頂いてると、自分にもそんな事があったなと深く深~く共感致しました。どうするのが正解?を常識的に考えれば取る道はどちら側かは分かってるのに、すんなりそちらに進めない自分がいました。自己嫌悪にも陥りましたけど、今は、後悔してない自分がいます。
次の第4話も楽しみにしてます。
苦しいけれど止められない、まさに「蜜の味」を知ってしまった私達ですね(笑)