【Episode-01 第2話】それってツインレイの特徴なの?不思議体験は「赤外線ヒーター」ww

written by 蜜さま

 

お久しぶりです♪蜜です♪

いよいよ第2話、今回からは私のツインの彼は「ナイト様」と呼んで話を進めていきます( *´艸`)

前回は、ひょんなことから舞台のチケットを2枚ゲットしてしまった私が、元夫を誘ったものの仕事を理由に断られたため、自分の結婚式にも招待した学生時代の先輩(=ナイト様!)になぜかするっと声をかけてしまい、しかも彼から一緒に舞台を観に行くことを快諾された・・・というところまでお伝えしました。

 

そして、いよいよその舞台の公演当日になるところから、第2話はスタートします!

ツインレイの特徴なのか、ここで初めて私は不思議体験とでも呼べそうなことを体験することになるのです。

私はその日、仕事のお休みをもらって、午後の早い時間帯からウィンドウショッピングを楽しんでいました。

公演は夜だったのですが、なんだかウキウキしながら自分ひとりの時間を楽しんでいたようにも記憶しています。

そして、あっという間に時間も過ぎまして、仕事帰りのナイト様と公演を開催する劇場近くで落ち合いました。

 

「お待たせ!」

 

季節は早春、なんとなく学生時代の新歓コンパの飲み会の空気感を彷彿させるような人の往来の多い、繁華街のとある交差点のところで待ち合わせていたのですが、彼は少しだけ待ち合わせの時間に遅れて現れました。

何年ぶりに会ったのだろう、と彼の声を聞くと同時に「何も変わっていない!」と彼の頭から足までを自分の視界に入れた時に思いました。

仕事帰りのストライプの模様の入った紺色のスーツ姿でした。

しいていえば、結婚して少しだけ外見が丸くなったことが変化したことだったでしょうか。

と言っても元々スリムだったので、ビジネスマンとして歳相応の貫禄が出たという具合です。

というか、カッコいいです。笑

そして、私は学生時代の気分に一気に戻ったかのような感覚になり、そんなカッコいいナイト様と一緒に並んで歩きながら劇場まで向かうことになります。

 

劇場の入り口のドアをサッと開けてくれたり、なんだかリードされて歩いているような感覚になる「レデイーファースト」的な身のこなしに、

 

 

(相変わらず爽やかでムダの無いスマートなジェントルマン。ステキな人だなぁ)

 

 

と自然に思ってしまったものです。

そして、気づくと公演ギリギリの時間になってしまっていたので、ゆっくり立ち止まって話をする間もなく指定の座席を探します。

もちろん隣の席同士です。

その時、私は初めてハッと、ナイト様と出会って以来こんなに近くにいたことがなかったことに気づきました(≧◇≦)

というか、なぜそんな彼とこうやって2人で並んで舞台を観ているのでしょう。

考え出すと「なぜこんなシチュエーションになったのか」という不思議にハマりそうになったので、まずは舞台に集中することにしました。

初対面の男女が2人だけの時間になって、何を話したらいいのか戸惑う嬉し恥ずかしなあの感覚に似ていましたが、舞台の間はしゃべらなくても大丈夫なので、そのことに内心安堵してテレビでも見かける俳優さんたちの舞台を純粋に楽しもうと思いました。

今振り返って想うと、、、その時は愛とか恋の感情はもちろんなかったですし、ただ余ったチケットを一緒に観に行ってくれる人として挙手してくれた人という感覚の方が強かったです。

だから、それ以降は舞台上で繰り広げられる生のドラマに集中することが出来きましたし、チケット代が高かっただけあって(?)笑いあり涙ありのとてもワクワクする感情を味わうことができて大満足でした。

舞台の内容でクスっと笑いを誘うような場面では

 

「ハハっ!」

 

と声を出して笑っているナイト様が時々私の隣にいまして、

 

(海外で生活していた人は、舞台や映画を観るとこういう感じで日本人の標準的な感情表現よりも大きく気持ちを表現するよねぇ)

 

などと思いながら隣にいるツインレイである彼のことを、比較的客観的に観察するわけでもなく、そうニュートラルに認識していました。

あっという間に前半が終了し休憩時間になります。

劇場内の座席通路は、トイレ休憩や売店に向かう人の流れが一気にできました。

私たちも2人で、気分転換に物販コーナーなどをウロウロしようかと、どちらからともなくそういうことになりました。

劇場内の狭い座席の通路上で、私の少し後ろを歩いていたナイト様。

そのまま、ホワイエと呼ばれる劇場内の、天井が高くてきらびやかなシャンデリアのようなライトがついている休憩場所のようなところにあった売店に向かいます。

私が手に取るものに興味を示してみたり、ただ何も言わずついて来てくれている。

2人の間にとりわけ言葉数が多いというわけでもなかったのです。

 

ただ・・・ただそれだけなのに、

 

(あれぇ、、、なんだろう?この不思議な感じ。背後が何だか暖かい・・・)

 

という、とても不思議な感覚になりました。

私の後ろを歩いている彼の方側、つまり背中が何だかほわっと暖かいのです。

この状況をわかりやすく説明すると・・・私の後方から

 

赤外線ヒーター

 

が近からず遠からず、熱すぎない温度の距離でついてきているようなのです。
↑キュンキュンした表現じゃなくてごめんなさい(≧◇≦)笑

でも、この当時の私は、

 

(長年知っている人とはいえ、初めて2人だけで歩くのだから、そんな妙な感覚もあるのかもしれない)

 

…と、この不思議な感覚をこう解釈して、とりあえずの納得できるポイントを探すくらいしかできませんでした。

深く考えている時間もなく、もうすぐ舞台の後半が始まる状況だったからです。

そして初めて2人で一緒の時間を共にすることによって、

 

「この人はこういう雰囲気を醸し出すんだなぁ~」

「こういう行動の習性は知らなかったなぁ~」

「相変わらず爽やかだなぁ~」

 

と心の中で感じていた私でした。

そして足早に、不思議なじんわり温かみのある私の背中と、その背後のナイト様の呼吸を感じながら、指定の座席に戻ることになります。

舞台の後半、クライマックスも大いに盛り上がって終わり、カーテンコールの際音楽と共に手拍子をしていたら、突然周りの観客が立ち上がりました。

「んっ!?何事??」とと思い、すぐさま隣のナイト様の方を振り向くと、私と同じように「何が起きたのかわからない」というような表情をして、2人で一瞬見つめあってしまいました。

でもすぐにお互い状況把握し、私たちも立ち上がりました。

 

「ここは立ち上がるっていう暗黙の了解があるんだね!知らないのは僕たちだけだねぇ」

 

とナイト様が言うので、私も「そうですよね」と言って、そして2人で自然に笑い合いながら観客の手拍子とスタンディングオベーションにワンテンポ遅れて参加して、その場の雰囲気を楽しみました。

そんな面白いハプニングがありながら、舞台は無事に終了しました。

終了した時刻はすでに21時を回っており、いくら成人した男性と女性であっても、既婚男性と既婚女性(私の方は、”当時は” という感じです)だったわけで、、、

 

 

男性と2人で一緒にいることが夫(当時)に申し訳ない

 

 

と思い、舞台が終わったらすぐに帰ろうと思っていました。

劇場の出口に向かう、今日の舞台の感動と言う名の心の栄養を携えた観客たちの流れに乗って、私たちも劇場の外に出ました。

出口を一歩出たその瞬間、ナイト様は私の背後から、

 

「このあとどうする?」

 

と聞いてきたので、「遅くなっちゃってダンナにも悪いので帰ります!」と、本当は即答しようかと思って彼の方を振り返ったのですが、ナイト様が私の視界に入ってきた瞬間、ストライプ模様の紺色のスーツがスタイリッシュに決まっている状態なのを私の脳が認識して、ほぼ脊髄反射で、

 

「どっちでも大丈夫ですよ」

 

と言ってしまいました。

“どっちでも” の意味は、

 

久々に会った先輩だし、すぐ帰ってもいいけど、お茶だけ一緒にしてもいいかな

 

という、なんとも曖昧な返事をしてしまいました。汗

でも、ナイト様はエスコートしてくれた結果、会場近くのカフェに入り、一時間ほど近況報告などをしました。

 

家庭のこと、子供のこと、不妊のことなど…

 

実は、、、当時の私は結婚して6年ほどでしたが子供になかなか恵まれませんでした。

両親や親戚の期待に応えるためにも「いつか子供を」と思っていましたが、なかなか出来ず、流産をしたり、不妊検査や治療もしていた頃でした。

ひとことで「流産」と書くと、一瞬ですが、これは経験した方じゃないとわからない、時間軸が長くかかる、この分野特有の感情を伴う経験があると思います。

結婚すれば当たり前のように子供を授かって、産みたいタイミングで出来るものだと思っていました。

そして親になってやっと『一人前の人間』として周囲から認められるとも思ってました。いえ、思い込んでいました。。

念のための、妊娠できるかどうかの検査を行っても結果は問題無くて、不妊治療をしているのに報われない日々が続き、笑っていても心は笑えない日々が・・・かなり続いていました。

心のダメージレベルは、最大値だったかもしれません。

だから、周囲の人やテレビで妊娠の話題になると、過敏な反応が否応なしに私の心の警報スイッチを押してしまい、悲しみを通り越してやるせない気持ちになってしまいました。

そして、心からおめでたいことを祝福してあげられない自分に、腹が立ちました。

しかも当時の仕事は、小さい子供さんたちと関わる仕事をしていたため、毎日が辛くて辛くて苦しくて苦しくて・・・本当に涙をこらえながら仕事をしていました。

 

(なんで私ばっかりこんな目に合うんだろう…)

 

サラッと、でもなぜかこれまで人に相談できなかった、自分の弱い部分も含めたいろんな話をしたあと、、、

 

「重く考えすぎない方がいいよ」

 

とナイト様が言うんですね。

これまで、元夫にも言ったことがないような話を吐露してしまったのですが、可でもなく不可でもなく、ただ重く考えないでねと言われたことが、なぜか純粋に少し嬉しかったことを思い出します。

そして終始不思議な感覚のまま、お別れの時間になるのです。

 

「誘ってくれてありがとう」

「こちらこそありがとう!またね~!!」

 

そんな感じでこの日は別れました。

当時の自宅には少しだけ日をまたいで着いてしまい、申し訳ない気持ちもありましたが、

 

「やっぱりナイト様は変わらずジェントルマンって感じで楽しかったよぉ」

 

とナイト様の事を知っている夫に話すと、

「よかったねぇ~優しくしてもらえて!」

「うん!楽しかったぁ~!だから人気なんだよねぇ~。いいなぁ~」

・・・と、その日一日を何となく振り替えってみて、自然と笑顔になっている自分がいました。

そんな何気無い今日という一日が私の運命を大きく変えた日になっていたと気づくのは、もう少し後のことになります。

 

 

 

つづく

 

 

 

TRUE HEARTS から今回の作品へコメント

蜜さまの第2話は、私の手違いで下書き保存の際に一度投稿ボタンを押してしまいまして、読者の皆様ならびに蜜さまにはご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ございませんm(_ _)m汗

彼女は、とても美人さんでスタイル抜群の女性ですが、今回のストーリーにもあったように、子どもさんが欲しくてもなかなかできないという経験をされて、そのことで心の深いところで様々な気持ちが駆け巡っていた時期があったことを正直に書いてくださっていることに、私自身とても驚きました。

こういう自分のマイナスな感情を、ネットで、いくら匿名とは言え公表するというのは大変勇気が必要なことだと感じます。

だからこそ、蜜さまはそのような大きな経験を乗り越えて、今、どんどん進化していく世界一イイ女なのだと改めて思いました。

引き続き、彼女の連載、楽しみにしていてくださいね♪

ありがとうございます!

 

 

 

あと、当サイトにコメントくださる数が大変多くて、この年度末&年度始めの時期多忙につき、対応がほとんどできなくてすみません。

本業の合間にこちらのサイトを運営させていただいておりますため、コメントバックが行き届かないことがあった際にはご容赦ください。

 

 

 


 


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