【Episode-01 第6話】ツインレイの再会はシンクロagain

written by 蜜さま

 

おひさしぶりです、こんにちは。

蜜です♪

前回の第5話は、お互いに家庭があることで悩み、そして精神的に崖っぷちに立たされた私が何事もなかったかのように無事に生きていくための選択(=ナイト様とは別れる)をし、心の中では泣きながら、自分の下した決断をナイト様に伝えたという感動のスペクタクルな内容(※)でした。
※自分で言ってみました

蜜ファンの皆さまは、もしかしたらティッシュケースを抱えながら涙と鼻水(笑)を垂らしながら読んでくださったかもしれませんね。

そんな皆さまにエアーなでなでしますよ(。・ω・)ノ゛ (ノд‐。)

さて、全てが終わったハズだった私と彼のストーリーだったのですが、、、果たしてここからどんな展開になっていくのでしょうか。。

それでは第6話がスタートいたします♪

あれから心にポッカリ穴が開いたように空しい気持ちを抱えながら、誰にも気付かれないように作り笑いで日常をやり過ごしていました。

一人になるとどうしても涙が止まらず、部屋の隅で小さくなり泣く日々が続きました。

そして元夫家族との旅行も無事に何事もなかったかのように、楽しそうにすることが出来ていました。

 

流れ行く道中の景色にいろんな感情が溢れて来て、

彼とこんなステキな所をドライブしている自分、

観光地によくある顔出しパネルや怪しげな看板を見たら、彼は何と言うだろう、

彼と美味しいご飯を食べながらのんびり温泉に浸かり、未来を語り合う、

 

そんなことが果てしなく浮かんでは現実に引き戻され、時折我慢が出来ずに涙がポロリと落ちるのでした。

私は過去を振り返ってみても、誰かに告白して振られたりしても泣くだけ泣いたら、ケロッと吹っ切れてしまうタイプだし、時間が解決してくれるだろうと考えていました。

しかし1日、2日、一週間、二週間と過ぎても涙は止まらず、あっという間に一ヶ月経ち、心に開いた穴は日に日に大きくなっていったのでした。

何事もやる気が起きず、時間があれば鬱々としながら横になっていました。

元夫も私の明らかな変化に気がついていたようですが、咎めることもなく、変わらず優しくしてくれました。

自分の心には夫ではなく、違う男性を想っているのに、変わらず接する夫がまた自分を苦しめているのでした。

何を見ても、何を食べても、何を聴いても全てナイト様に繋がってしまう自分にもう行き場が無くなってしまいました。

そしてまた決断を下しました。

それは別れを決断してから、もう一ヶ月以上経ったある日のことでした。

 

私はメッセージを書き出しまして、

 

「あぁ~ナイト様のせいで痩せたし、身も心も変わってしまうような恋なんてしたことないし腹立つわぁ~!!片想いでいいからまた連絡してもいい?」

 

と送ったのです。

するとそんな私に対して、

 

「片想いっていうと歯がゆいような違和感を感じるので、今まで通り気軽に連絡してくれていいよ」

 

と、こちらからのメッセージ送信後2~3時間くらい経ってから、ふいにそんな内容でナイト様からの返信があり、少しだけ安堵しました。

自分から連絡しない!と宣言しておいてメールを送るのも申し訳ないとも思いつつ、何事も無かったように返信をしてくれたナイト様には感謝しかありませんでした。

それでも、以前ほどの頻度ではメール来なくなり、すぐに返信がなかったり、思ったような返事が来ないことに一喜一憂してしまう私がいました。

前までは頻繁に「おはよう」とか「おやすみ」メールがあったのですが、それが無くなって、メールの往復回数も減ってしまい、ちょっと勇気を出して「会いたい」と送っても既読スルーで、

 

(どうしてこんな風になっちゃったんだろう。私があの時もう連絡しない!って言わなきゃよかったのかな?どうしたらいいんだろう)

 

と常に脳内グルグルしていました。

今となってはこんな簡単に言葉にしていますが、毎日泣いたり笑ったり、床に穴が開いて、地獄の底まで落ちるんじゃないかと思うぐらいどん底になって泣きじゃくっている日々でした。

こんなに精神的に不安定なままでいるなんて「バカみたい」と思ってみたり、だからこそ「サッサと忘れたらいいの」にと、少しばかりヤケになっている自分がいました。

でも、色々ぐるぐると考えてみたところで、少し時間が経過すると様々なシンクロによってまたすぐに私の心の中は彼でいっぱいになってしまうのでした。

例えば、ナイト様と初めて2人だけで観劇した時に、ナイト様が着ていたスーツと同じようなデザインのものを着ているビジネスマンを1日のうちに何度も見かけたり・・・と、ナイト様を思い出さずにはいられないようなシンクロでしたから、とても苦しかったです。

そして、元の家庭内では目の前にいる元夫と話をしていても「ポワ~」っとしていて上の空のような状態が続いていました。

そんな私の精神状態が続くまま、どんどん時間が過ぎていくのでした。

 

‥それから1年…

 

ナイト様と私の、地元の共通の知人Aさんが近くに遊びに来ることになったので、念のためナイト様にも連絡してみました。

 

「Aさんが遊びに来るみたいだけど、よかったら一緒にご飯行こうよ」

 

ナイト様からは、こんな返事が来ました。

 

「いいね!仕事が終わったら合流するよ」

 

と約1年ぶりに会う約束が出来ました。

もちろん友人も一緒にですが(;・∀・)

絶対来ないと思い込んでいたので彼からのとても明るい返事に驚きましたが、そんな特別な日を無駄にしたくないと思い、

 

「Aさんと別れたあと、5分でいいから2人でお話がしたい」

 

と、勇気を出して自分の気持ちをなんとか素直に言葉にしてみることができました。

ナイト様からの返事は、

 

「いいよ」

 

という短い、でも受け入れてくれた雰囲気の内容でした。

そんな一連のメールのやり取りができたのですが、その頃の私は、

 

(あぁ~ホントはイヤなんだろうな)

(ホントは私になんか会いたくないんだよね)

(1年間バカみたいに想われて、勝手に情緒不安定気味に暴走してる私なんて嫌われているに違いない)

 

と勝手に悲劇のヒロインになっていました。

これが女性特有の、まいたけさんの言うところの「超能力者状態」なのでしょうね。

余談ですが、2年間 TRUE HEARTS コミュニティで考え方を変える訓練をしてきて、当時を振り返ってみると自分でも自分の思い込みが不思議なくらいネガティブだったと思います^^;;;

 

そして当日。

 

「お待たせ~!どこにいるのか迷っちゃったよ」

 

と仕事帰りのナイト様が颯爽と待ち合わせ場所のレストランに現れて、1年経っても相変わらず爽やかでカッコイイナイト様に私は一瞬くぎ付けになり、ナイト様とも目がパチッ!と合いましたが、Aさんがいるということもあって、冷静を装って思わずAさんに目を向けてしまいました。

その日は朝から雨で(前回に続きこの日も雨でした)、長靴を履いていこうか迷いながらも「好きな人に会うのに長靴じゃ、ちょっとね」と思ってパンプスを履いて出掛けたら、なんとナイト様は長靴を履いているではありませんか!!笑

 

長靴=ダサい

 

というイメージがあったのに、そんな姿もなぜだかシュッとしていてかっこいいのです(少なくとも私には)

 

(あぁ~どうしよう!!心臓から口が‥じゃなくて口から心臓が出てくるよ~)

 

と、脳内は懐かしの名曲 “ロマンティックが止まらない” 状態でした。

ナイト様とAさんとご飯を食べている時も、Aさんに私のドキドキが伝わらない様に、変に女の子っぽくならないように、いつも通りの私を演じるのに必死でした。

そして斜め向かいに座ったナイト様をガン見し過ぎず、程よく目を合わせるように。

そんな食事時間もあっという間に終わり、Aさんは電車の時間に間に合わないと急いで帰りました。

お店のテーブルには、2人だけ残りました。

 

(あぁ~5分だけでいいから話したいって言っちゃったけど、そもそも何て話を切り出す?)

(このままじゃ私達もそのまま解散になっちゃうよ~泣)

 

と、時間にしてほんの数秒のことだったかもしれませんが、いつになく脳みそをフル回転させて考えていたら、ナイト様の方から、

 

「どうする?5分でいいから話したいってことだったけど」

 

と、とても爽やかな表情でまごまごする私に声をかけてくれました。

ハッとナイト様の顔を見ると、それはまるで、初めて2人だけで観劇に行ったあの日にタイムスリップしたかのような、男の色気を感じる顔つきでした。。

 

 

 

つづく

 

 

 

TRUE HEARTS から今回の作品へコメント

皆様、大変長らくお待たせいたしました。

満を持して、蜜さまストーリーの続編をアップロードすることができました。

ツインたちのストーリー集(ご寄稿作品)は、立ち上げは2017年12月だったのですが、そこから現在に至るまで本当に様々なドラマがありまして、、、ようやくこのストーリー集も決定版として皆様にお届けできる準備が整いました。

「早く続きが読みたいです」と、特に蜜さまストーリーに関するコメントを多くいただき、準備期間中のためなかなか読んでくださる方々のご希望に応えるまでに時間がかかり、心苦しいと同時に、蜜さまにもお待ちいただくことになり、この場を借りてお詫びとそして感謝の気持ちをお伝えします。

ありがとうございます。

実は蜜さまは、今回のストーリーの場面以降に、本当に紆余曲折ありまして、分離期間を乗り越えてナイト様と再会できました。

前回第5話のあとがきのところで、「先日一緒にドライブに行った先では、ナイト様のことに関するお告げもいただいてきたので、蜜さまとナイト様は今後急展開でお2人の関係が成就すると改めて確信しました」と書かせていただきましたが、まさにそれが現実のものとなりました(≧◇≦)

蜜さま、おめでとうございます。

彼女は、ただただ何もせずに待っていたのではなく、この星は行動の星なので自己研鑽のための行動に出て、最初はうまくいかなくても諦めることなく前進し続けた結果、一度は大きく離れてしまったナイト様との関係を取り戻すことに成功しています。

しかし、これはゴールではなくて、新たなスタートラインだと感じています。

次回第7話は、まだまだその途中経過のシーンとなりますが、明日(2019年8月21日)中にアップロードしたいと考えています。

また、彼女が辿ってきた具体的な行動に関しても、近日中に公開いたしますので、こちらもあわせて楽しみにしていてくださいね♪*^^*

 

 

 


 


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