written by ジュピちゃん
初めてキスをしてから1年5カ月後、私のツインであるカンタくんと再再再会した際の記念すべきお食事会へは、私ジュピ・カンタくん・カンタくんの会社の事務員さん・私の元職場の先輩の4人で行きました。
通常会社間の会食だと、ジュピと先輩、カンタくんと事務員さんが並んで座るのでしょうが、当然のようにカンタくんに
「ジュピ、お前こっち!」
と隣に座るよう促されます。
そして1時間ほど経った頃、突然カンタくんが言い出したのです。
「ジュピが俺の会社に来ればいいのに。ずっと前から先輩さんにお願いしてるのに。」
と。
私はそんなことを一度も聞いた覚えがなかったので、驚き、
「イイエ、初耳です( ゚Д゚)」
と言ったのですが、戸惑う私をヨソに先輩が、
「あぁ、言ってましたねぇ。」
と、おかわりのビールに口をつけながら言うではありませんか。
しかも、
「ジュピが欲しいんだよ、ジュピをくれよ!」
みたいな事を、なぜか私でなく先輩にお願いしているカンタくんが私の目の前にいます。
ひとしきり、当事者ヌキで話しが進みます(^-^;
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後日、先輩に、
「本当に私の事を欲しいって言ってたんですか?」
と聞くと、
「言ってたねぇ、でもまさか本気だったとはね。だってジュピさんとカンタさん、ほとんど会った事も話した事もないし、ジュピさん担当じゃないから、カンタさんの会社の事も知らないし、カンタさんだってジュピさんのスキルも知らないでしょ?それにさ、取引先の人間引き抜くのって、かなりハードル高いでしょ。そんな事本気で言ってると思わなかったんだよね~。」
と返事が来ました。
・・・なるほど、ごもっともな意見でした。
でも、飛び跳ねるほどに嬉しく、「行くのが当然」と内心思ってしまう自分がいます。
でもでも、先輩の言ってる事が「常識」です。
三次元の常識で考えると、私でなく、長年カンタくんの会社を担当している先輩を引き抜くんじゃないでしょうか。
※カンタくんの会社の担当は、この先輩が当時でもう丸5年以上もやっていて、私は全く別の会社さんをサポートするという立場でした
イヤ、会社間の関係が悪くなるから躊躇するでしょう。
((なんで私なんだろう―?))
と思い始めてしまうと、またまた、理屈でどうにもならない事を考え始め、本来「人生の8割は気のせい」とか「恋愛なんて5年で終わる」と強気で人生においてほとんど悩むことのなかった私が、まさかまさかの迷いの森に・・・。
そしてそれから2週間後、今度はカンタくんの会社の食事会に招かれます。
1次会、2次会、3次会が終わり、先輩が私を引き連れ帰ろうとすると、カンタくんは、
「先輩さん!ジュピは俺が送るから、1人で帰れ!」
と、私を奪います(笑)
そして2人だけで4次会という名の面接へ―。
私は直球で訊きました。
「なぜ私なの?」
と。カンタくんは言いました。
すると一言、
「感覚しかない」
と。
ものすご~くシンプルな回答です。
確かに私も、大雑把で自分の感覚で生きているところが大部分なので、彼の言っていることは納得できます。
なので今度は、
「入社したら、私に何を求めますか?」
の問いを彼にぶつけてみました。
するとカンタくんは、とんでもない要求をジュピに話すのです。
「俺の行動をGPSでもなんても駆使して逐一チェックして、ジュピは俺専属のストーカーになって、ダメなところを叱ってくれ。」
「ナニその仕事・・・ヤバイじゃん、愛人キタ━(゚∀゚)━!てなるよ」
と私は言いましたが、(この頃から彼に対して徐々に素の自分が出せるようになり、口調が雑ですw)カンタくんは続けます。
「俺は会社のトップで、俺に意見できる社員はひとりもいない。意見されたところで、誰に言われても腹が立って、聞き入れられない。でもジュピ、お前の言う事なら聞ける気がするんだ。お前の専門分野で会社を助けて欲しいのはもちろんだけど、俺は会社をもっと良くしたいから、俺に対して、ハッキリ意見できると確信したお前に来て欲しい。」
「ストーカー」のくだりだけだと、キスもしてるし、仕事の要求というよりは、「私を狙ってた?」と思っちゃいますが、その後に続く言葉が重すぎて、彼の本気度が伝わってきました。
ジュピは初対面では穏やかそうな印象だと思いますが、話すと「気が強い」のがにじみ出てるのは、自他共に認める事実です。
そこを買ってくれたのかな・・・
断る理由はたくさん思いつきます。
お互いをほとんど知らないし、取引先だし・・・
でも、心に正直になると、彼と同じく、強く強くカンタくんを求めている自分がいます。
そんな4次会も夜明け頃に終わり、帰りのタクシーで、突き出した肘を私の腕にポンと乗せてきたカンタくん。(腕組みたいなら組めよと言わんばかり)
私がクルンと腕を絡めて、彼の肩にトンと頭を置くと、彼は、すごく大きく肩で息をして、それから私の頭の上に自分の頭を乗せてきました。
そして、ゆっくりと同じタイミングで、絡めた腕を指先まで絡ませて、ゆっくりゆっくりお互いの方へ顔を向け、唇を触れ合わせました。
1年5ヶ月ぶりのキスは、初めての時と同じ、ホント触れるだけのキスでした。
一度は怖くて逃げちゃったけど、優しく強く引き戻されたような感覚でした。
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ジュピが始めたいと思っていた事業をタイムリーに始めたカンタくん、転職したいと考えていたタイミングでの会社への誘い・・・様々な偶然が重なったのは紛れもない事実です。
転職サイトやハローワークを渡り歩きながら、私を採ってくれる会社はあるのかなと不安を感じていた矢先、「欲しい」と目の前で経営者に言われ、自信をもらえたので、ジュピはとうとう退職を決意します。
ただこの地点ではまだカンタくんの会社へ行くと決めず、一度気持ちをフラットな状態に戻して、様々な会社へ面接に行き、自分を試してみようと思っていました。
元職場の社長も、数年前に私を引き抜いてくれた方です。(ジュピは基本引き抜かれ人生で、面接を受けた事が結局一度もなく、毎回履歴書後出しです)
ジュピに、経営者目線で仕事をする事を教えてくれました。元社長は、ジュピさんは力を付けてきた矢先だからいなくなるのは痛手だが、応援したいと言ってくれました。
そして、驚くことを口にします。
「もし次の職場が決まっていないのなら、カンタくんのところで働いてみてはどうだろう」
「カンタくんの活動は素晴らしく、社を挙げて応援したい」
「ただ彼の会社に今最も不足しているのは、我々の持つ専門知識だから、ジュピさんが行ってあげれば彼も助かるだろう」
というような事を言われました。
この経営者2人、裏で仕組んでたのか?と思うほどにビックリしました。
そんな経緯から、私の身に起きていることにはどんな理由があるのか、さすがに気のせいだとはもう思えなくなってしまい、そこから「運命の出会い」「トントン拍子」「偶然が重なる」みたいな言葉でネットを色々検索したと思います。
そして出てきたワードが、「シンクロシニティ(意味のある偶然の一致)」でした。
そしてとうとう私は、「ツインソウル」という言葉に行き着くのです。
そこから怒涛の如く、「ツインソウル」についての情報を収集しました。
こちらのサイトに訪れているみなさんは、きっとお詳しいと思いますので端折りますが、そのたくさん集めた情報の中から「ツインレイ」「ツインフレーム」なる言葉も見つけ出します。
レイだかフレームだか分からないけれど、自分たちが「ツイン」であるという前提があれば、ここ数年で起こった出来事や抱き続けた感情が全て腑に落ちるのです。
ほぼ接点のなかった2人なのに、カンタくんは私を欲しいと言ってくれ、私は行きたいと思っている。
同じ夢を見て、彼が実現させている。
彼の仕事は、ライトワーカーそのもの。
たくさんの「なぜ?」が、「ツインだから」という言葉で、全て納得に変わります。
そして私ジュピは、ツインの彼カンタくんの会社への転職を決意しました。
つづく
TRUE HEARTS から今回の作品へコメント
実はつい先週、ジュピちゃんとも遂に直接お会いすることができました~(≧◇≦)
その際、タイミングよくカンタくんからジュピちゃんに電話がかかってきて、なんとなくカンタくんの生ヴォイスも間接的ではあるのですが(耳をダンボにしていたので)聞けた私は、お2人が普段どんな感じでお仕事をされているのかなんとなくわかり、とっても微笑ましかったです。
それにしても、4次会まで飲み合うのはスゴイなぁと思いました。
ツインレイの男性は、いわば台風の暴風雨のように、アイディアを湧き散らかして「うおおおおお~」となってすごい生命エネルギーを社会貢献のパワーに変換している傾向があると思います。
カンタくんはまさにそれで、ジュピちゃんは台風の目の位置に鎮座して、彼をコントロールできる唯一の女性なんじゃないかと今回の作品からも強く感じました。
たくさんの「なぜ?」が「ツインだから」ですべて納得できるという、ジュピちゃんの言葉には私も非常に共感します。
宇宙の法則がわからなかったとしても、現実社会で自分のミッションは「これだ」と決めて行動していると、いいことはいっぱい起きるのかもしれないとも思いました。
ジュピちゃんの次回作もご期待ください(≧◇≦)
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